私は今、baseを使って、デジタルコンテンツを販売しています。
具体的には、あるレジャーに関するDVDとPDFテキストです。
実は以前は自分でショッピングカートを借りて、仕組みを作っていたんです。
ですが、昨年から完全にbaseに切り替えました。

約一年実際に運営してみた感想や長所、短所などをまとめておこうと思います。
私がbaseを選んだ理由
まず、私がbaseを選んだ理由は大きく3つあります。
クレジット決済が使える
最も大きな理由はクレジット決済が使える事です。
例えば、baseと同じような仕組みに「ストアーズ.jp」と言う仕組みがあります。
仕組み自体はとても良く似ています。
そして、baseよりも手数料が若干安いです。
でも、「ストアーズ.jp」ではクレジット決済には審査があります。
審査には結構な日数が必要ですし、そもそも、必ず、その審査に通るわけじゃないんです。
つまり、クレジット決済の仕組みが使えない可能性があります。
その点、baseでは「BASEかんたん決済」と言うサービスが利用できます。
これによって、クレジットカード決済がすぐに導入できるようになります。
このメリットは非常に大きいです。
決済システムが豊富
このネットショップの売上は大体月に30~50万程度です。
正直、それほど大きくありません。
ですから、このショップ単体で独自の仕組みを作るつもりはありません。
最近は一昔前と違い、ユーザーの希望する支払い方法は多様化しています。
その為に、決済方法などは出来るだけ多くする必要があります。
とは言う物の、多くの支払い方法に対応する仕組みを作るのはかなり大変で割りが合いません。
特にクレジット決済の審査は個人ではほぼ通りませんしね。
ところが、baseを使えば、この問題は全て解決します。
利用料は無料
baseは利用料が無料です。
月額の利用料などは一切必要がありません。
全ての仕組みが完全無料で利用できます。
費用として必要になるのは実際に売れた時にかかる手数料のみです。
つまり、売れなければ全く費用はゼロです。
もちろん、売上が大きくなれば、手数料も大きくなります。
「大きな手数料を払うのは勿体ない」と思うかもしれません。
でも、baseと同等の仕組みを作るには相当の初期費用が必要です。
それを考えると私が運営している程度の売上では手数料を支払って、仕組みを借りる方が断然リスクがありません。
逆に言えば、月に百万単位の利益が上がるなら、baseを利用する必要はないと思います。
baseをどのように使っているのか?
先ほどもお話したように、私はbaseでデジタルコンテンツを販売しています。
その為に使っている仕組みは4つです。
1.ホームページ
ホームページでは固定的な基本情報やノウハウに関わる根拠やエビデンスなどを紹介しています。
また、それらをランディングページに繋げています。
2.ブログ
関連情報やタイムリーな情報を発信し、見込み客への情報発信とホームページへの集客に使っています。
3.メルマガ
ホームページとブログでメルマガの登録フォームを設置しています。
興味を持っていただいた方にこのメルマガに登録してもらってブログでは書いていない濃い情報を発信します。
ちなみに私は「オートビズ」でメルマガを配信しています。
到達率が非常に高いうえに高機能、さらにランニングコストが安い秀逸なメルマガ配信スタンドです。
4.base
baseはオンラインショップの役割を持たせています。
ホームページ、ブログ、メルマガにリンクを張って、商品の購入はbaseでしてもらっています。
理想を考えると自社サイト内で購入までしていただく方がお客さんも安心するでしょう。
でも、実際は最近はユーザーもオンラインショップに慣れてきて、あまり問題無いように感じています。
それよりも大切なのはホームページ、ブログ、メルマガで発信するコンテンツ、これは間違いないです。
コンテンスをユーザーが必要に感じてもらえるなら、自然と売れていきます。
baseの基本的情報
利用料は無料
・初期費用:無料
・月額利用料:無料
必要な費用
・BASEかんたん決済手数料:3.6%+40円
・サービス利用料:3%
・振込手数料
一律250円
・事務手数料
振込申請額が2万円未満の場合:500円
振込申請額が2万円以上の場合:0円
決済方法
baseに登録すると誰もが「BASEかんたん決済手数料」が利用できます。
手数料は必要ですが、クレジット決済が利用できるとても便利な仕組みです。
baseでは下記のような決済方法を利用する事が出来ます。
・代引き決済(着払いでの発送もできません)
・ゆうちょ銀行への振込
・ショップの個人・法人銀行口座への直接入金
・現金手渡し
売上の振込
振込申請をする事で指定した口座に手数料を差し引いた売上が振り込まれます。
振込の予定日は申請から10営業日(土日祝除く)です。
baseの長所
・クレジット決済が利用できる
・利用料が無料
・豊富な決済方法
・売上が無くてもリスクがゼロ
・サイトの作成が滅茶苦茶簡単
・商品管理が簡単
・SNSとの連携が簡単
baseの短所
・売上の振込に申請してから10日間必要
PICK UP
「お急ぎ振込」と言う仕組みがあり、申請をして通れば、最短で翌営業日に振込されます。ただし、振込申請額の1.5%の手数料が必要です。
・デザインに自由度が無い
baseのちょっと残念なところ
他と比べると手数料が少し高い
「BASEかんたん決済手数料」と「サービス利用料」の両方が必要なので、もう少し安いと更にうれしいです。
ですが、クレジット決済が無審査で利用できるので「妥当な線かな」とも思っています。
baseでネットショップを開設する方法
では、次に実際にbaseのネットショップを開設する方法を紹介します。
公式ページにアクセスします。




仮登録をする






本登録をする
登録アドレスにメールが届くので、記載されているアドレスをクリックし、本登録します。




ショップ設定
開設の為のショップ設定をしていきます。




決済方法を設定します。
利用する決済方法を設定します。
他のネットショップサービスと違い、登録後すぐにクレジット決済が利用できるのはとてもうれしいです。






ショップの公開




ショップのデザイン
次にショップのデザインをしていきますが、デザインに自由度がないのはちょっと残念です。
ただ、逆に言えば、それだけ、「簡単にショップが作れる」という事でもあります。
お洒落な有料のテーマもあります。








商品登録
デザインが決まったら、商品登録をしていきます。








以上でショップの設定が完了しますので、仕組みは全て揃う事になります。
あとは、販路の拡大やマーケティングに力を入れて販売力を強化していきます。
baseの利用に向いている人
・初めてネットショップを運営する人
・初期費用を抑えたい人
・クレジット決済を利用したい人
・決済方法が多い方が良い人
・月間売上が100万円までの人
以上のような方はbaseを利用するにはとても向いていると思います。
何より。無料なので、まずは実際に試してみると良いと思います。
正直なところ、私はbaseで5つショップを持っています。
ただ、実際に売上が上がり、稼働しているのはそのうちの二つです。
後の3つは、ほとんど、売上はありません。
ですが、費用はゼロなので、別に何も問題は無いです。
こんな風にとりあえず、チャレンジが出来るのもbaseが利用料が無料だからです。
私にとっては、base様様です。
まとめ
baseを利用するようになって、ネットショップの運営がとてもシンプルになりました。
管理がしやすく、実際、業務作業もかなり減りました。
まぁ、正直に言えば、もう少し手数料が安いと、もっと嬉しいんですが。
クレジット決済が利用できるので無理は言えません。
と言う事で、今のところ、全く不満はなく、利用して良かったなぁと本当に感謝しています。
昔に比べるとネットショップを運営するリスクは格段に減っています。
ただ、そうは言ってもある程度の初期費用や手間が必要なのは間違いがありません。
ですが、baseを利用すれば、それらを大きく減らす事が出来ます。
何より、チャレンジしても全くのノーリスクなのが良いです。
ネットショップに興味をお持ちの方は、気楽な実験のようなつもりで始めてみてはいかがでしょう。
baseはそれが出来るネットショップです。
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