海外でとても注目されている新型コロナの抗体検査。
日本でも23日、「厚労省が検査キットの性能を評価を始める」と言う報道がありました。
とても、興味があったので、「日本でも新型コロナの抗体検査キットが購入できるのか?」
調べてみました。
ですが、結論から言うと、個人で購入する事はまだ、出来ないようです。
日本で購入できる抗体検査キット
1. 「GenBody COVID-19 IgM/IgG」
価格:50,000円
入数:20カセット/箱
開発:GenBody Inc.(韓国)
用途:研究用試薬
販売会社:ヤマト科学
2.イノビータ
価格:@ 3,000円
開発:中国 中国薬事承認
用途:試験研究用
販売会社:クスリネット ストア
3.クラボウ 抗体検査試薬キット
価格:25,000円
入数:20テスト/キット
開発:中国での臨床検査実施済み
用途:試験研究用
販売会社:クラボウ
以上の3つの確認が出来ましたが、いずれも研究用のキットのようで、個人で購入する事は難しい感じですね。
いずれにしても、現段階では、製品の精度、信頼性が低いのは間違いなさそうです。
調べれば、調べるほど、今は、個人で購入する時ではないと思いました。
下記に調べた覚書をまとめておきます。
良かったら、参考にしてみてください。
抗体検査とは?
抗体検査でする事が出来るのは下記の3つです。
・過去に感染したことがあるか?
・現在の感染の状態(感染初期か?感染してから時間が経っているか)
・ウイルスの抗体を持っているか?(人にうつしにくいか?)
抗体検査の方法
血液を採取して検査します。
その為、簡易のキットでも検査が可能です。
ただし、PCR検査よりも精度が低くなります。
抗体検査キット
少量の血液を載せる事で判定できるキット
日本国内でも研究用の簡易キットが既に販売されています。
抗体検査が有効と考えられる理由
通常のウイルス感染症では1回感染すると抗体(免疫)が作られ、同じウイルス感染症にはかからないと考えられています。
ただ、新型コロナの場合は一度感染した人は再度感染した例があります。
その為に「抗体があれば、100%感染しない」とは言えません。
また、抗体があっても、それがいつまで続くのか?
あるいはどれぐらい抗体を持っていれば、感染を防げるのか?
このあたりはまだ未知数です。
ただ、この問題は今後のデータの蓄積で解決すると考えられています。
いずれにしても、一度感染する事で、何らかの免疫を持ち、感染しにくくなる事はかなり有力です。
例えば、イギリスでは「抗体検査をし、免疫証明書を発行する」案が浮上しています。
免疫証明書を持つ人は、「出歩いても新型コロナには感染しにくい」
その為に「この人たちに積極的に動いてもらい社会活動を維持してもらおう」と言う考えです。
確かに、このまま、緊急事態宣言が出されたままで、屋内での自粛が続くと経済活動はストップしたままです。
積極的に動ける人に経済を動かしてもらうのは良い考えかもしれません。
抗体検査の注意点
とても効果的と考えられる抗体検査ですが、注意点も結構大きいです。
中でも最も大きな注意点は「精度の低さ」です。
現在手に入る抗体検査は不良品の物が多く、その精度が低い物がほとんどです。
いくら検査をしても、その精度が低ければ、役に立ちません。
それどころか、かえって、感染を増やす可能性が高まります。
それ以外にもそもそも、下記の4つのポイントが整理されないと抗体検査の有効利用は難しいです。
・抗体が陰性でも、感染していないとは言えない。
・M抗体が陽性でも感染症状が出るとは限らない。
・抗体が陽性になっていても抵抗力が十分である保証はない。
・抗体が陽性でも人にうつさない保証はない。
こうして見ると現状は抗体検査も手放しで使える物ではなさそうです。
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