疲れ目で困る事はないですか?
私は一日に10時間以上、パソコンの前にいる事があります。
そうすると目が非常に疲れます。
私の場合は乾くと言うよりも、こめかみの奥が「ズーン」と重くなってくる感じです。
こんな時に必要になるのが疲れ目用の目薬です。
でも、一口に目薬と言っても色々あります。
どれが良いのか調べていると、とても気になる事を見つけました。
それは「眼科医や薬剤師さん達は市販の目薬を勧めていない」という話です。
気になって、色々調べてみました。
調べるうちに、実は防腐剤や血管収縮剤にはリスクがある事が分かってきました。
そして、現状、ベストと思われる目薬がこちらです。
そこで、今回はこの目薬を選んだ過程についてまとめてみたいと思います。
市販の目薬に含まれている危険な成分

調べているうちに市販の目薬には危険は成分が含まれている事が分かりました。
血管収縮剤が入っている物は使わない方が良い
大画面テレビ、パソコン、スマホの普及で、今の日本人は史上類をみないほど眼を酷使している!それを反映してか、国内の目薬市場は11.8%増(2015年)という高い伸び率を記録。読者の諸兄も、「ちょっと一服」気分で、目に疲労をおぼえるたびに目薬をさしている人も多いのでは?そんな風潮に警鐘を鳴らすのが、『眼科医は市販の目薬をささない』(廣済堂出版)の著者である、Rサイエンスクリニック広尾の林田康隆副院長と日比野佐和子院長。書名のとおり、眼科医は市販の目薬をさすことは、まずないという。
眼科医が「絶対使わない目薬」と「推奨する目薬」の違い
治療薬(バイシンプラス、ロートリゼ、サンテFX、抗菌目薬、安価な抗アレルギー剤、刺激剤入り充血除去剤)ほとんどに血管収縮剤が入っています。使用はできるだけしないほうが良いと考えます。
大阪梅田のワタナベ眼科(ディアモール大阪内)|目薬について
ご覧のように、眼科医の方ははっきりと「血管収縮剤が入っている物は使わない方が良い」とおっしゃっています。
血管収縮剤の働きとは?
血管収縮剤は血管を収縮させる事で充血を抑える働きをしてくれる薬剤です。
ところが、血管を拡張させるために、逆に疲労を回復する働きを阻害する可能性があるらしいです。
また、その影響で慢性的に利用していると薬の効果が切れるとかえって充血がひどくなるリバウンドを起こす事があるそうです。
防腐剤が入っている物も危険
防腐剤としては塩化ベンザルコニウムという成分がよく使われ、その濃さと接触時間に関連して角膜障害を引き起こすとされています。しかし、通常のまばたきをしていれば、涙で流しさるために問題はないと考えられます。
点眼薬中の防腐剤の角膜への影響
目薬の種類はものすごくたくさんありますが、防腐剤の種類はわずかしかありません。その中でもベンザルコニウムという防腐剤は強力なので、きわめて多くの目薬に使われています。すべての目薬の8割にベンザルコニウムが入っています。ただ、ベンザルコニウムは強力な反面、角膜障害(=角膜のキズ)をおこしやすいのです。もともと健康な角膜の人には何でもなくても、ドライアイだったり高齢だったり眼科手術後だったりすると、防腐剤が角膜に障害を与える原因となってしまいます。
防腐剤による角膜障害
防腐剤がそこまで危険な物だとは全く知りませんでした。
「使い方に注意すれば大丈夫」と書かれている物が多いですが、角膜障害と聞くとやはりかなり不安になります。
防腐剤がコンタクトに与える影響
防腐剤はコンタクトレンズに吸着されやすく角膜への接触時間が長くなることで角膜への影響が考えられます。またレンズの変形、白濁や変色する可能性があります。このため防腐剤を含まない人工涙液目薬が薦められています。
コンタクトレンズへの防腐剤の影響
幸い私はコンタクトをしていませんが、コンタクトを使っている方は更に注意が必要のようです。
結局、防腐剤が目に残ると危険という事なんですね。
その為に、使う頻度に注意する事、あとは涙で洗い流す事が大切という事です。
清涼剤に潜む危険
清涼剤が入った目薬を点眼すると「スー」として気持ちが良いですよね。
あの心地良さで何度も差してしまう方も多いかもしれません。
ですが、あの清涼剤も実は危険な成分の一つです。
あの刺激によって、涙が増えて、蓄えておくべき油分が一緒に流れ出るそうです。
さらに危険なのはあの刺激で角膜潰瘍などの痛みを伴う病気の発見が遅れる事です。
最悪の場合は失明する可能性すらあるらしいです。
ここまで調べていくと、今まで何気なく目薬を選んでいた事がかなり恐ろしくなりました。
もちろん、市販されていると言う事はちゃんと認可が下りているわけで、急に何かトラブルが起こるという事はないと思います。
ですが、知ってしまったからには、もう、普通の物は使えなくなってしまいました(笑)
眼科医もすすめる市販の目薬とは?

ポイントは3つあります。
・血管収縮剤が含まれていない物
・防腐剤が含まれていない物
・清涼剤が含まれていない物
この3つです。
ちなみに医薬品には3つの種類があります。
「第一類医薬品」「第二類医薬品」「第三類医薬品」
この中で防腐剤、血管収縮剤が含まれている目薬は第二類医薬品に分類されます。
市販されているほとんどの目薬はこの第二類医薬品に入ります。
防腐剤、血管収縮剤が含まれていないのは第三類医薬品の目薬です。
ですから、選ぶ時は第三類医薬品を選ぶと良いという事になります。
さて、この条件で探すと最も良さそうだったのがこれです。

特徴はこんな感じです。
・第三類医薬品
・防腐剤が含まれていない
・血管収縮剤が含まれていない
・清涼剤が含まれていない
・コンタクトレンズに影響を与えない(コンタクトをしたまま点眼できる)
・涙液型目薬
・ドライアイへの効果
まとめ
これなら、危険な成分が入っていないという事で安心です。
次回からはこれを購入しようと思います。
ただ、一つ心配な事があります。
それは一回に1本使いきりで結構高価だと言う事。
これを頻繁に使うとそれなりのお金が要りそうです。
そうなったら、もう少し安くて良い物を探さないといけませんね。
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