我が家ではもう一年近く、長谷園のかまどさんにお世話になってます。
きっかけは

毎食美味しいご飯が食べたい!
ただそれだけでした。
その為に、まず、炊飯器の買い替えを検討しました。
でも、美味しさを求めるとけっこう高いんですよね。
そんな時に見つけたのが土鍋の評判です。

少し手間かな??
とも思いましたが、美味しいご飯が食べれるならと言う事で、土鍋でご飯を炊く事にしました。
その時に選んだのがこの「かまどさん」(三合炊き)です。
使い始めて、一年近くになりますが、もう、炊飯器には戻れません。
手間もかかりませんし、何よりお米の美味しさが全く違います。
美味しいご飯が食べたい方にはとってもおすすめですよ。
かまどさんとは?
「かまどさん」は伊賀焼の窯元である長谷園が開発した炊飯用の土鍋です。
伊賀焼の土は「古琵琶湖層」と呼ばれる地層から作られ、遠赤外線効果と蓄熱力が強いのが特徴です。
その為にその土鍋は中々冷めず、火から下ろした後でもトロ火と同じぐらいの温度を保つそうです。
長谷園ではその特性を活かして、いろんな土鍋を開発しています。
その一つが「かまどさん」です。
我が家のは三合炊きのかまどさん
普段は二号しか炊きませんが、お客さんが来ることを考えると二号炊きはちょっと不安でした。


普通の土鍋よりも丸く、深くなっています。
この形状もお米を炊くには適しているのだと思います。

これは外蓋
これもやはり、丸く深くなっています。

そして、これが中蓋
2ヶ所、穴が開いているのですが、これも大切な要素だと思われます。
かまどさんのメリットとデメリット
私が感じるメリットとデメリットについてまとめてみます。
メリット
・ご飯が美味しい
・炊飯の時間が早い
・おひつ代わりにテーブルに持っていける
・ごはん以外にも使える
・洗うのが楽
デメリット
・重たい
・予約で炊飯できない
・長時間の保温が出来ない
かまどさんを選んだ理由
炊飯用に考えられた土鍋
まず、目を引いたのが炊飯用に作られた土鍋だという事。
実は、これを購入する前に、家にある普通の土鍋でご飯を炊いた事があります。
その時は鍋にご飯がこびりついて大変でした。
ご飯自体は美味しかったのですが、お米がもったいなくて「これはダメだ」と思ったんです。
その点、かまどさんはそんな心配はないと言うのが魅力的でした。
火加減が必要ない
いくら美味しくても毎回の炊飯に手間がかかると困ります。
とくに火加減に微妙な調節が必要だと大変ですが、かまどさんは全く火加減が必要ないと紹介されていたんです。
また、実際に使ってみても、火加減に困った事はありません。
超適当でもいつも美味しく炊きあがります。
噴きこぼれがない
噴きこぼれが無い事も魅力でした。
これは使ってみて分かった事ですが、多分、中蓋がその役目を果たしているのでしょう。
全く噴きこぼれる事がなく、蓋から蒸気が出てきたら、1分程度で火を止めるだけです。
価格が手ごろ
当初は羽釜に拘った電気の炊飯器を検討していたんですが、それに比べると価格がとても安いです。
私のは三合炊きですが、13,000円ほどで買えてしまいます。
これは電気の炊飯器に比べるとかなり安いです。
かまどさんのご飯の炊き方
お米をかまどさんに投入する
まず、量ったお米を鍋に入れます。

ちなみに我が家では玄米を精米してそのままかまどさんに投入します。
この精米機は無洗米に精米できるのでとても便利です。

水を入れる
我が家は通常は二号炊くので水400㏄を入れます。


蓋をする
まずは中蓋、続いて、外蓋とします。
多分ですが、この中蓋がかなり良い仕事をしているのだと思います。
吹きこぼれないのも、火加減が必要ないのもこの中蓋のおかげではないでしょうか。。




20分放置する
そのまま、20分放置します。


中強火で火にかける
鍋底の釉薬がかかっていない白い部分の真ん中あたりまで火が来るように調整します。


約10分前後、そのまま火にかける
季節、量などによって微妙に時間は変わりますが、大体10分前後、そのまま中強火で炊きます。
全く調整は要らないので、我が家ではタイマーをセットして放置です。
火を止める
10分前後したら、蓋から蒸気が噴出してきます。
これを確認したら、1分後に火を止めます。
蒸らします。
そのまま、20分蒸らします。
炊きあがり
以上で簡単に美味しいご飯が炊きあがります。
お米がつやつやとして立っているのが分かりますか?


このように焦げ付く事は全くありません。


かまどさんの洗い方、お手入れの仕方
特別な洗い方はしません。
ただ、食べ終わった後は浸け置きは出来るだけせずに素早く洗剤で洗います。
後は裏返して、乾かして終了です。
我が家ではまだそんな事はありませんが、目詰まりをすると炊きあがりのご飯が茶色くなる事があるそうです。
その場合は水に重曹を入れて、中火で15分煮沸。
その後、サッと洗い、逆さまの状態で2~3日間、天日干しにする。
次は目止めの為に、お粥さんを炊くと良いそうです。
ちなみにこうならない為にも浸け置き洗いは良くありません。
まとめ
正直なところ、使う前までは
「大丈夫かな?手間じゃないかな?」
「上手く炊けるかな?」
と色々不安はありました。
中でも特に不安だったのは、炊飯に必要な時間。
毎食、時間がかかるようだと、困るんですが、実際には手間は炊飯器と変わりませんし、炊けるまでの時間はむしろかまどさんの方が早いです。
と言っても、予約が出来ないので「予約の時間が来たら、炊きたてを食べる」と言うような使い方は出来ません。
ですから、最低限、毎食、ご飯を炊くための手間は必要です。
ここがクリアできるか、どうかは大きいですね。
ただ、私的には、むしろ、炊飯器よりもメリットのほうが大きくてとても満足しています。
何より、美味しいご飯が毎食食べれるのは幸せです。
と言う事で私はもう炊飯器には戻れなくなりました(笑)
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