相変わらず、マスクの購入は難しいですね。
シャープのマスクには470万人が応募したらしいです。
なんと、倍率100倍上。
これじゃ、まだまだ、安心して購入するのは難しそうです。
とは言う物の
「もう、家のストックも切れてしまう!」
となれば「再利用しかないか?」と考えるわけです。
そもそも、使い捨てマスクは再利用できるのか?
出来るとすれば、どんな方法があるのか?
色々調べてみました。
そもそも使い捨てマスクは再利用できるのか?

使い捨てマスクの注意事項にはご覧のように
「本品は使い捨てタイプです。洗濯による再使用は出来ません。
と書かれています。
他のマスクにも同様の事が書かれていると思います。
また、「全国マスク工業会」では先日下記のような見解を発表しました。
「マスクの再利用は勧めない」
「やむを得ず、再利用する時は中性洗剤でお洗いください」
やはり、基本的には再利用は勧めていません。
再利用にはどんな方法があるのか?
煮沸消毒
沸騰しているお湯で煮沸する方法です。
この方法に対して識者の方は下記の危険性を指摘しています。
1.生地が劣化し、フィルターの性能を満たさない
2.素材が変質する可能性がある。
この方法はウイルスは除菌できるかもしれませんが、現実的ではなさそうです。
アルコール消毒
では、アルコールを使って消毒する方法はどうか?
全国マスク工業会が下記の危険性を指摘しています。
・素材が変質する恐れがある。
ハイターを薄めて除菌する
これは絶対にしないでください。
ハイターなどに含まれる「次亜塩素酸ナトリウム」は身体に入ると有毒です。
ある中国人がこれを間違えて、吸い続け「肺炎と同じような症状になってしまった」と言うニュースがありました。
間違っても使わないようにしましょう。
中性洗剤で洗う
「全国マスク工業会」が渋々、OKを出した方法がこれです。
中性洗剤を使って、手洗いします。
ポイントは3つです。
1.優しく押し洗いする(素材を傷めないように)
2.しっかりとすすぐ
3.しっかり自然乾燥させる
安全に再利用する二つの方法
中性洗剤で洗うのは何とか、大丈夫そうです。
ですが、少々不安なのは否めませんね。
でも、実はもっと安全に再利用する方法を二つ見つけました。
1.次亜塩素酸水でスプレー除菌する
次亜塩素酸水は次亜塩素酸ナトリウムとは全く別の物です。
次亜塩素酸ナトリウムは有害ですが、次亜塩素酸水は身体には無害でありながら、殺菌効果に非常に優れた成分です。
その安全性は厚労省が食品添加物に認可している事でも実証されています。
ちなみにこちらが各成分の比較です。

ご覧のように非常に優れた殺菌効果を持っています。
それでいて、万が一口に含んでも大丈夫なほど、悪影響がありません。
使い捨てマスクの再利用にはもってこいのアイテムと言えます。
除菌用アルコールはまだまだ品薄で手に入れるのは難しいですが、次亜塩素酸水はそれほどでもありません。
ただ、今後はどうなるか、分からないので、お早めに用意しておくのが良いかもしれません。
もちろん、マスク以外の除菌も可能です。
2.マスク除菌ケースなどのUV除菌器を利用する
紫外線にはウイルスを殺菌する効果があります。
最もその効果が強いのがUV-Cと呼ばれる波長です。
このUV-Cはウイルス、細菌、カビなどのほとんどを死滅させます。
UV-Cを利用した紫外線放電ランプを使い、除菌為のツールがあります。
それがUV除菌器です。
これを使えば、短時間で使い捨てマスクを再利用する事が出来ます。
このUV除菌器が便利なのはマスク以外のスマホや眼鏡、ハンカチにイヤホンなど様々な物に利用できるところです。
ちなみにおすすめはこちら。
実は非常に良く似た商品がたくさんありますが、これは日本製です。
安全性を問われるものなので、個人的には日本製をお勧めしたいところです。
ただ、あまりにも人気の商品の為に「出荷が追い付いていない」と言う話もあります。
見つけたら、お早めに購入されるのが良いかもしれません。
追伸


国内メーカーの(株)ミズキが4月22日から3層構造の使い捨てマスクの販売を開始しています。
「ストックが無くて、困っている」方は、一度チェックしてみてはいかがでしょう。
専用の公式ページでの購入となります。
こちらからどうぞ。
⇒ (株)ミズキ 3層構造使い捨てマスク 専用ページ
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