せっかくのブログです。
「出来れば、色んな記事を読んでいただきたい」と思うのが人情と言う物です。
中でも、よく読んでもらえている「人気の記事は知ってほしい」
そんな時は自動で人気記事を表示してくれる便利なプラグインがあります。
特に有名なのが「Popular Posts」と「Simple GA Ranking」
さて、この二つどちらが使い勝手が良いのか?
使い比べてみました。
まずは、それぞれの設定方法をまとめておきます。
Popular Postsの設定方法
まず、「新規追加」をクリックし、「Popular Posts」をインストールします。


インストールし終わったら、「設定」にマウスを当てて、「WordPress Popular Posts」をクリックします。

下記のような画面に移動するので、一番上の「ツール」をクリックします。

ここで「Popular Posts」の設定をしていきます。
【デフォルトのアイキャッチ画像】
ここは設定しません。
ここを設定してしまうと、いつもこの画像が表示されてしまいます。
【画像の取得元】
「アイキャッチ画像」「最初の画像」「最初の添付ファイル」「カスタムフィールド」
の4つから選ぶ事が出来ます。
私はアイキャッチ画像を選びました。

【閲覧を保持する対象者】
「訪問者のみ」「ログイン中のユーザーのみ」「全員」
の3つから選ぶ事が出来ます。
ユーザーの人気記事を選びたいなら、基本は「訪問者のみ」を選びます。
【ログ上限】
データの保存期間の事です。
無効を選択すると無制限に保存してしまいます。
こうなるとデータ量が増えてサイトが重くなるので非推奨。
余程アクセスがあるサイト以外は180日でOK
【ウィジェットをAJAX化】
キャッシュ系のプラグインを使用している場合は、「有効」がおすすめ
【データキャッシュ】
アクセスが多いサイトは「キャッシュする」がおすすめ
【キャッシュ更新間隔】
キャッシュの更新間隔が設定できます。
【データサンプリング】
余程、大きなサイトの場合は「有効化」すると良いらしい。
ただ、個人ブログなどでは特に問題ありません。

【リンクの開き方】
現在のウィンドウで開くか?
新しいタブで開くか?を選ぶ事ができます。
【プラグインのスタイルシートを使う】
デフォルトの「CSS」を使う場合は「有効」でOK
特に自分で作ったCSSを使う場合のみ「無効」にします
【キャッシュを空にする】
全期間データ以外のデータを削除する事ができます。
【すべてのデータを削除】
保存されているすべてのデータを削除する事が出来ます。

「適用」をクリックして設定完了!
Popular Postsをウィジェットに設定
「設定」にマウスを当てて、「ウィジェット」をクリックします

「WordPress Popular Posts」が表示されているので、ドラッグして必要な場所に移動させます。

それぞれの項目を入力していきます。
基本的に必要な項目は以下の7つです。
【タイトル】
表示されるタイトルの設定です。
【最大表示数】
表示される数の設定。
あまり多いとバランスが悪くなります。
お好みで。
【ソート順】
「コメント」「総閲覧数」「1日の平均閲覧数」の3つから選ぶ事が出来ます。
私は「総閲覧数」を選びました。
【計測期間】
計測期間を選ぶ事が出来ます。
【投稿タイプ】
人気記事を表示したい場合は、デフォルトの「post」でOK
【除外する投稿ID】
人気記事から外したい場合はここで設定
【統計タグの設定】
ランキング内に表示したい項目はここで設定
入力が終わったら、「保存」をクリック

これで「Popular Posts」の設定は完了です。
Simple GA Rankingの設定
Simple GA Rankingはグーグルアナリティクスのデータを利用します。
その為に、まず、最初に利用するサイトをグーグルアナリティクスと紐づけする必要があります。
グーグルアナリティクスへの登録は済ませておきます。
次に「Simple GA Ranking」をインストールします。
プラグインの「新規追加」をクリックします。
キーワードに「Simple GA Ranking」を入力します。
「Simple GA Ranking」が表示されたら「今すぐインストール」をクリックします。

インストールが終わったら、「設定」をクリックすると「Analytics設定」が表示されます。
こちらをクリックします。

GoogleAnalyticsの設定画面に移ります。
コールバックバックURLの下をクリックします。

下記のような画面に移ります。
左上の「プロジェクトを作成」をクリックします。

チェックを二つ入れて「同意して続行」をクリックします。

まずは任意のプロジェクト名を入力します。
「作成」をクリックしたが画面が変わります。

作成したプロジェクト名が表示されるのでクリックしてチェックを入れます。

左にチェックが入っているのを確認したら左上のメニューをクリックします。

下記のような画面に移ったら「APIとサービス」にマウスを当てます。
「ダッシュボード」が出て来たらクリックします。

上の方の「APIとサービスを有効化」をクリックします。

ガラッと画面が変わります。

一番下までスクロールして、Google Analytics APIをクリックします。

「有効にする」をクリックします。

画面が変わったら左側の「認証情報」をクリックします。

「APIとサービスの認証情報」をクリックします。

「Oauth 同意画面」をクリックします。

「外部」にチェックを入れて「作成」をクリックする

アプリケーション名に任意の名前を入力。
「Simple GA Ranking」を使用するサイトのドレインを入力し、保存をクリックする


左の「認証情報」をクリックし画面を変えます。

上の「認証情報」にクリックすると、一覧が出てきます。
ここから「OauthクライアントID」をクリックします。

「ウェブ アプリケーション」にチェックを入れます。
すると画面が下に広がります。

任意の名前を入力します。
「承認済のリダイレクトURL」にはWordpressのプラグイン設定ページに表示されていた「コールバックURL」を入力します。

「コールバックURL」はWordpressのプラグイン設定ページにあります。

「コールバックURL」を入力し、「作成」をクリックすると下記のような画面が立ち上がってきます。
「クライアントID」「クライアントシークレット」の情報を控えます。

「クライアントID」をクライアントIDに。
「クライアントシークレット」をコンシューマーシークレットに。
それぞれの項目を入力します。
最後に「トークンを取得」をクリックします。

アカウントの選択を聞かれるので、使いたいアカウントを選択します。

下記のような画面が出てきますが、「詳細」をクリックします。
下の方のアプリ名をクリックします。

権限の許可を聞いてくるので「許可」をクリックします。

画面がワードプレスの設定画面に変わります。
「サイトの設定」で利用したいアナリティクスの選択をして「保存」をクリックします。
これで設定は終了です!

ウィジェットの設定
設定から「Simple GA Ranking」をクリックします。
何日前までのランキングを表示するか決めます。
最後に表示数を決めて「保存」をクリック。

「外観」から「ウィジェット」をクリックします。

「Simple GA Ranking」のウィジェットを必要なページに移動させます。

これで完了!
お疲れ様でした!
設定自体はPopular Postsが断然簡単です。
Simple GA Rankingはグーグルアナリティクスとの連携が必要なので、結構面倒です。
作業自体はそれほど、難しくないんですけどね。
ただ、時間的には5,6倍はゆうに必要だと思います。
いや、もっとかな?
でも、結局、私は「Simple GA Ranking」を利用する事にしました。
と言うのはやっぱりサイトの表示スピードは大事ですし。
今後はその傾向はもっと強くなると思います。
なので、表示速度を上げる手間は惜しまないようにしようと思っています。
一度設定してしまえば、あとは関係ありませんからね。
「設定は出来るだけ簡単に」
「あまり時間をかけなくない」と言う方は「Popular Posts」
「多少手間と時間がかかってもサイトの表示時間は出来るだけ短くしたい」
と言う方は「Simple GA Ranking」
を使われるのが良いと思います。
また、何か気付いたら、追記します。
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